キダチアロエ+ニンニク、ニンニクの効果とは?

ニンニク
強壮・強精から抗ガン・抗酸化食品へ

 ニンニクの有効成分については、一九三六年にわが国でスコルジニンが発見され、抽出に成功したのをきっかけに科学的解明が大きく前進し、四○年代にはアメリカとスイスの学者によってアリイン、アリシンが発見され、ニンニクの効能が証明されるに至った。
 スコルジニン効果で体を若返らせるスコルジニンは、ニンニクの強壮効果を発揮する素です。その作用は強力な酸化還元作用によって、体内に入った栄養物を完全に燃焼させてエネルギーにする働きがあります。その結果、体組織を若返らせ、新陳代謝を盛んにします。
★強壮・疲労回復・食欲増進・解毒作用等

臭いの素・アリイン アリシン効果で疲労回復

 アリインは、ニンニクの中のアリイナーゼという酵素によって加水分解されるとアリシンに変わります。アリシンはニンニク臭の素となっている物質で、強い抗菌作用を持っており、チフス菌やコレラ菌をはじめ寄生虫や原虫、抵抗力の強い結核菌やライ菌にまで作用することが確かめられています。
 このアリシンが体内でビタミンB1と結合すると活性持続型ビタミンB1として体内で有効に働くようになります。ビタミンB1は糖質の代謝を助ける働きをします。不足すると疲労感や不眠・イライラ感が生じます。
★抗菌・疲労回復作用等

抗ガン食品としても優れ者

 ニンニクには、抗ガン食品としても優れた効果があります。ニンニクを年間一・五kg以上摂っている人は、ほとんど食べない人に比べて、胃ガンの発生率が半分以下であるという結果が報告されています。
 また、アリシンにはNK細胞の活性を高める作用があることや、ニンニクに含まれるイオウ化合物には発ガン物質の毒性を消す解毒酵素の働きを活性化したり、活性酸素を除去する抗酸化作用のあることが認められています。
 さらに、ニンニクが傷ついたり、加熱によってストレスが加わると生成される自己防御物質アリキシンに発ガンを抑制する作用のあることがマウスの実験によって明らかにされています。
★ガン予防作用
★ その他 美肌効果(整腸・便秘解消作用による)・抗動脈硬化作用・高血圧改善・抗糖尿病作用

 このように、ニンニクは今、古くからの強壮・強精という“顔”に加えて、抗ガン・抗酸化食品として重要性が高まっています。

◎主たる栄養素 ビタミンB1・ビタミンC・たんぱく質・糖類・リン・鉄分

ゆりか会報2004年/秋号より

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